隙だらけの偉い人は、もはや墓石か化石のようだ

公人のセクハラ・パワハラ発言がとまらない。事の始まりは、昨年の豊田真由子前衆議院議員の秘書に対するパワハラ発言と暴行の様子が音声記録データを取られ、マスコミに公表されたことがきっかけだ。今週、財務省事務次官の女性記者に対するセクハラ発言が話題となり、音声記録データが公開された。森友学園問題で資料が有無が話題の最中の不祥事だ。いい歳した公人が若い女性記者に対するセクハラ発言は、情けない、カッコ悪いと感じながらも、こんな人の給与が税金から支給されているかと思うと、無常な気持ちになる。
 また先日、レスリング協会のパワハラ問題で、レスリング協会副会長で大学学長の谷岡郁子氏が「そもそも伊調馨さんは選手なんですか」「パワーのない人間のパワハラというのがどういうものなのか、私にはわかりません」」と、わざわざ記者会見して発言した。その直後、SNSを中心に拡散し炎上した。しかもパワハラと認定されてしまい、学長は無言となった。
 いずれの発言や問題も、公人と呼ばれる要職に就いた人たちの認識不足が原因だ。あの豊田前議員の事件を対岸の事として、記録を取られている注意力がなく、炎上拡散するSNSの力を認識していない。時代からズレた墓石や化石のようだ。または、要職についているおごりや慢心が事を招いているように感じる。
 時代は変わり、一般人がSNSで社会に対して自由に情報発信出来る時代になった。発言や映像、音声記録は拡散され、炎上するのである。これまでは話題にならなかったことでも、言い逃れの出来ない時代になったのだ。しがない管理職の私でも部下のいる立場なので、発言には最新の注意をし、経営陣と話す時は、音声記録をしている。いずれも自己防衛のためだ。公人なら、一層の最新の注意が必要であろう。今はそんな時代なのだ。